犬の病気ブログ

2013年8月 2日 金曜日

去勢手術のすすめ①

どうして、去勢手術した方がいいの?

「去勢手術するなんてかわいそう! 自然のままのほうが・・・」と言われる方がいますが、私たち人間社会で繁殖の機会を与えられないことは本来の姿から考えると「不自然」な状態だと思われませんか?

今回は去勢手術のお話をします。

去勢手術は、精巣(睾丸)を摘出する手術のことです。

獣医学的には手術の一番の目的は男の子の繁殖能力をなくすことです。

次にケンカなどの攻撃性や、オス猫によく見られるスプレー行動などの問題行動の治療目的に行うことが多い手術です。

特にお外に出て行きがちなオス猫にとって、去勢手術を行うことでケンカによるケガやそのケガによるFIV(猫免疫不全ウイルス感染症・猫エイズ)やFeLV(猫白血病ウイルス感染症)への感染の危険性を低くすることができます。

また、精巣から分泌されるホルモンが関係しているとされている、前立腺肥大や肛門周囲に腫瘍ができる病気(肛門周囲腺腫)、お尻が膨らんでくる(会陰ヘルニア)などの治療目的でも手術は行われます。

特に睾丸が外見上1つしかない(停滞精巣)わんちゃんやねこちゃんは、見えていない精巣がお腹の中で腫瘍化しやすく(正常な精巣の13.6倍の発生危険率)、去勢手術は予防の意味が大きい手術となります。

家族の一員としてともに生活するわんちゃんやねこちゃんとって、私たちの生活に適応するため、また精巣から分泌されるホルモンが影響で生じる様々な病気の予防や治療の目的で必要な手術なのです。

投稿者 千里どうぶつ病院

アクセス


大きな地図で見る

■電話番号
072-737-8511

■住所
大阪府箕面市船場西3-8-8 千里プラザビル1F

■受付時間
【月 ~ 土】9:00~12:00/15:00~19:00
【日・祝日】9:00~14:00
※火曜日は休診日となります。

お問い合わせ 詳しくはこちら