猫の病気ブログ

2013年10月19日 土曜日

ペットドッグのご案内

今回は、ペットドックのご案内をさせてもらいます。

ペットドックとは、家族である動物(ペット)の健康診断のことです。

来院されているときに行っている身体検査に加え、便・尿・血液などの検査を行い健康状態の評価、病気の早期発見に努めるというものです。

<便検査>は、寄生虫感染の有無や腸内の細菌バランス、便に誤って食べた異物や血液が混じってないかなど、詳しく調べます。

<尿検査>は、全身の状態をよく反映するので、便検査とともに健康診断の基本といえます。特に尿石症や腎臓病の発見には欠かせません。

<血液検査>は、各項目の数値によって、貧血していないかなど血液の状態、肝臓や腎臓など各臓器が正常に機能しているかどうか、おおよその推察ができます。病気の早期発見・早期治療が可能になります。

<レントゲン検査>では、胸部、腹部の内臓や関節などを映し出すことで、外からはわかりにくい病気を調べます。

<超音波検査>ではさらに、レントゲン検査で判断しにくい臓器の動きがわかります。たとえば心臓の弁膜の動き、肝臓の病変状態など、臓器の内部の状態が把握できます。


ペットドックは品種や年齢などの状態に応じて、年1~2回の頻度で受けることをおすすめします。

ペットの歳のとり方は人間の4~7倍。

たとえ年1回のペットドックでも、人間に置き換えれば、4年に1回ということを心にとめておいてください。


 

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2013年9月 6日 金曜日

去勢手術のすすめ②

いつ頃、去勢手術をしたらいいの?

わんちゃんやねこちゃんの性成熟は、種類やその個体によって差があります。

一般的にはわんちゃんで6~12か月、ねこちゃんで9か月とされています。

犬種や体格、発育の程度にもよりますが、できれば性成熟が完了するまでに去勢手術することが望ましいです。

以前は幼い時期に去勢手術を行うと発育不良や行動異常など様々な問題(合併症)が起こると言われていましたが、近年ほとんどの合併症が生じないことが報告されています。

米国ではワクチン終了直後(生後4か月程度)で去勢手術を行う施設も増えてきています。

麻酔が可能であれば、生後6ヶ月ぐらいで去勢手術をすることをお勧めします。
 


 

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2013年8月 2日 金曜日

去勢手術のすすめ①

どうして、去勢手術した方がいいの?

「去勢手術するなんてかわいそう! 自然のままのほうが・・・」と言われる方がいますが、私たち人間社会で繁殖の機会を与えられないことは本来の姿から考えると「不自然」な状態だと思われませんか?

今回は去勢手術のお話をします。

去勢手術は、精巣(睾丸)を摘出する手術のことです。

獣医学的には手術の一番の目的は男の子の繁殖能力をなくすことです。

次にケンカなどの攻撃性や、オス猫によく見られるスプレー行動などの問題行動の治療目的に行うことが多い手術です。

特にお外に出て行きがちなオス猫にとって、去勢手術を行うことでケンカによるケガやそのケガによるFIV(猫免疫不全ウイルス感染症・猫エイズ)やFeLV(猫白血病ウイルス感染症)への感染の危険性を低くすることができます。

また、精巣から分泌されるホルモンが関係しているとされている、前立腺肥大や肛門周囲に腫瘍ができる病気(肛門周囲腺腫)、お尻が膨らんでくる(会陰ヘルニア)などの治療目的でも手術は行われます。

特に睾丸が外見上1つしかない(停滞精巣)わんちゃんやねこちゃんは、見えていない精巣がお腹の中で腫瘍化しやすく(正常な精巣の13.6倍の発生危険率)、去勢手術は予防の意味が大きい手術となります。

家族の一員としてともに生活するわんちゃんやねこちゃんとって、私たちの生活に適応するため、また精巣から分泌されるホルモンが影響で生じる様々な病気の予防や治療の目的で必要な手術なのです。

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2013年6月 1日 土曜日

歯磨き

ワンちゃん・ネコちゃんのお口の中って・・・なかなか見せてくれませんよね。

でも生まれて半年を過ぎた頃から永久歯に生え変わりがスムーズにゆかずに大きくなっても乳歯が残ってしまう場合など、お口の中っていろいろとトラブル起こす場所でもあります。

特に歯周病は当病院でもご相談を受ける病気の代表的なものです。

「口臭が気になる」「最近、くしゃみや鼻づまりがひどくて」
そんなときも歯周病が原因の場合があります。

歯周病治療には、まずは歯石を取る処置をします。
その後は、新たに歯石がつかないようにできれば歯磨きをされることをお勧めします。

歯磨きができない子には、酵素入りの歯磨きガムや、液剤の歯石防止剤がありますので、ご相談ください。

歯周病対策には、歯磨きが大切です。
歯磨きはできれば生後6ヶ月ぐらいから始めた方がいいですが、大きくなってからでも歯磨きトレーニングは十分できます。

お気軽に、ご相談ください。

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2013年5月22日 水曜日

ご飯の話 今のご飯をチェックしてみましょう

わんちゃんや、ねこちゃんはとっても食べることが大好きです。

ご飯の時間になると喜んで食べてくれる姿を見ることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
ついついおいしそうに食べる姿を見て、ご飯の量やおやつの量を多く与え過ぎているとご心配され病院に来られた時に体重を気にされる方がいらっしゃいます。

今回はご飯の話をしましょう。

ご飯の量は体重だけでなく運動量などによっても変わってきます。
体重が増えて肥満を心配される方は、今与えられているフードの袋に記載されている給餌量の目安に従って一日のご飯の量が適当か確かめられることをお勧めします。
表示された量より少なく与えているのに体重が増加する場合は、運動量やご飯以外のおやつの量が関係しているかもしれません。

また表示された量を与えているのに体重が減っていく場合も同じく運動量が関係していることもありますが、その時は何らかの病気が隠れている可能性もあるので、一度診察を受けられることをお勧めします。

体重を減らしたい時は目標体重での表示されている量をあげてみましょう。
表示されている量は1日のご飯の量なので1日2回の食事であれば、その量を2回に分けてあげてください。

ここでご飯の質のお話を少し。

わんちゃんやねこちゃんのご飯には大きく、総合栄養食一般食があることをご存知ですか?

総合栄養食はそのフードとお水だけで十分栄養がとれるご飯です

一般食はそれだけでは栄養的に不十分もしくは過剰に与える可能性があり総合栄養食と一緒に与えるご飯です。
一般食は総合栄養食のトッピングとして利用したり、おやつとして食べさせてあげたりしてください。

一度いつも食べているご飯が総合栄養食かチェックしてみてください

嬉しそうにご飯を食べているのに、量を減らしたりするのは...と思われている方は、低カロリーの総合栄養食がお勧めです。
通常のフードよりカロリーが低いため量としては多く与えられるのでご飯を減らす感覚がなく減量を進めることができます。

次回はおやつについて少しお話をする予定です。

投稿者 千里どうぶつ病院 | 記事URL

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